不良女子のJK狩り

JKリンチ体験談

 うちの近所にはふたつの高校があった。
 ひとつは女子校。県内で二番目に偏差値の高い進学校でもある。
 もうひとつは共学。下から数えて何番目かというレベルの馬鹿高校だ。あたしが通っていたのはこっち側。
 両校はほんの百メートルかそこらしか距離が離れておらず、登下校時はお互いの制服を良く目にする。で、そうなると、馬鹿高校のあたしたちからすれば、女子校が目障りになってくる。勉強ができるからと言って偉ぶっているとか、こっちを見下しているとか、まあ正直言ってただの被害妄想なんだけれど、あたしたちは馬鹿だから、一方的に敵視して、良く因縁をつけたりしていた。
 ただ、そういうのは基本的には女子だけだった。うちの男子は、隣の女子校を好奇心の対象としてしか見ていないようだった。女子校の生徒と目が合ったとか、あるいは、この前ナンパして一緒にカラオケに行ったとか、浮いた話を教室で良くしている。それがあたしら女子を余計に苛立たせていた。
 で、結構 不良っぽい女子グループなんかは、たまに女子校の生徒をカツアゲしたりした。人通りの少ない道で捕まえ、適当に脅かしたり小突いたりした後、財布に入っているお札を全部持っていく。基本的にはそんな感じだ。進学校の生徒はほとんど無抵抗で、ビビりまくって自分から財布を献上してくれる。
 けど、反抗的な態度を取ってくる奴もたまには居る。そういう時、あたしたちは普通にヒートアップして、過激な行動に出たりもする。まあ、反抗的な態度を取られると言っても、不満そうな顔をされたり、「やめてよ」とか「関係ないでしょ」とか言われたり、その程度のことなんだけれど、反抗されたという事実だけで、あたしたちはそいつが許せなくなるのだ。ちょっとでも自分の思い通りにならないことがあると、途端に機嫌が悪くなるタイプ。何の能力も無い癖にプライドだけが膨れ上がると、そのようなキレやすい性格が出来上がる。
 とにかく、あたしたちは反抗的な女を徹底的に辱めることにしている。これはカツアゲとは別に『女子高生狩り』とあたしたちは呼んでいた。
官能小説・レディースリンチ
 まずは全裸強制。大勢の不良女子グループに取り囲まれながらも精一杯虚勢を張っていたって、制服と下着を剥ぎ取られ、全裸姿にされると、ほとんどの女は泣いたり謝ったりするようになる。
 もちろんそれでは許してやらない。裸のまま写メを撮ってやる。カメラに向かって笑顔でピースをさせるのが重要だ。顔は引き攣っているし、無理にやらされているのは明白だけれど、全裸で泣きながらピースしている絵面は、本人からしたら屈辱的で、絶対に拡散されたくない画像となる。もうこうなればあたしたちの言いなりだ。
 全裸で土下座させたまま、あたしたちは後頭部を踏んだり、背中を踏み付けたり、尻を蹴ったりして、散々に嬲る。それで気が済んだら、震えながら泣いている女を解放してあげる。
 女子高生狩りをした後は気分が最高だったし、それで進学校の女子に勝ったつもりになっていた。

 反抗的な態度を取っていたら、この程度では済まない。全裸にして囲んでボコる。泣くまでボコる。とはいえ、あたしたちも女だから、そこまで凄惨なリンチにはならないけれど。精々、ヤクザキックを噛ます程度だ。あとは、どれだけ強く蹴ることができたかを競い合い、女を呻かせたらみんなで歓声を上げる、とか。
 終わりの見えない拷問ほど辛いものはない。最初に因縁をつけられた時に強気に言い返す女はこれまでに何人か居たが、ボコられても なお刃向かってきた女は居ない。女子高生狩りの標的となったら最後、結局は、ボロボロに泣かされながら全裸土下座をすることになるのだ。
 だったら最初から大人しくしておけば良いのに、とあたしたちは本気で思い、笑った。その程度のことが分からないなんて、進学校に通っていても馬鹿ばっかりだ、なんて思ってもいた。相手の気持ちを考えないあたしたちの方こそ馬鹿なのだけれど、しかし馬鹿だからそれは分からない。間違った認識で、相手が間違っていると決め付け、見下す。まったく、馬鹿の見本だ。でも自覚できない。あたしたちは、とても悲しい種類の人間だった。

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