女子高生レイプカー

16歳の女子高生

 私の初体験はレイプでした。最悪です。忘れたいけれど、忘れることはできません。
 部活の帰りに被害に遭いました。夜7時くらいです。冬のことなので、日が暮れるのが早く、すでに辺りは真っ暗でした。人通りの少ない道は街灯もなく、いつもそこを通る時は少し恐いと感じていましたが、まさか本当に襲われることになるとは思っていませんでした。
 自転車で走っている最中、大型車が横を併走してきました。そして窓が下がり、運転席の男が声を掛けてきました。
「ごめん、ちょっと聞きたいんだけど、駅ってどのへん? 方角だけでも教えて欲しいんだけど」
 若い男の人でした。助手席や後部座席にも何人か乗っている気配を感じましたが、運転席の男は特にチャラチャラしておらず、どちらかと言うと真面目な大学生っていう印象のある外見でした。そのせいで私はすっかり油断してしまい、自転車を止めて彼らに駅の場所を教えてあげようとしました。方角だけでなくもう少し詳しく教えてあげた方が良いだろうな、とか暢気に考えていたのを覚えています。
 どう説明しようかわずかに逡巡している間に、後部座席のドアが勢い良く開いて、男がふたり飛び出てきました。私は、何が何だか分からず、車の中に引っ張り込まれている間も、ろくに抵抗できませんでした。
 私を連れ込んだ男たちは、ただちにドアを閉めて車を発進させました。とても手慣れていたように思えます。たぶん、このようなレイプは一度や二度ではないでしょう。
官能小説・女子高生レイプ魔
 男たちはみんな茶髪でしたが、派手なピアスを付けているわけではなく、運転席の男と同様、どこにでも居そうな大学生という雰囲気です。だから私は最初、自分がレイプ目的で拉致されたことが信じられませんでした。この時点でも、悪ふざけにしては明らかに度を超えていますが、しかし私はその考えを捨てきれませんでした。まあ、願望も大いに入っていたと思います。
 男のひとりに制服の上から胸を掴まれるに至って、ようやく私は事の重大性に気付いたのです。
 強姦。
 およそドラマの中だけの出来事だと思っていたことが、今まさに自分の身に降り掛かっている。それはどこか現実感に欠けた状況でした。でも恐怖心はちゃんとあって、私は震えながら暴れ出しました。その時の感覚は、まるで、自分の身体が自分のものではないようでした。必死に抵抗する私を、どこか別の視点から覗き込んでいるような、そんな感じがしました。これが冗談でも何でもないのだと理解できていて、実際に恐怖を感じていたというのに、レイプされようとしている事実がまだ完全には信じられませんでした。唐突に訪れたレイプ劇になかなか気持ちが追い付いてこなかったのでしょう。
 しかし男たちは容赦なく現実を突き付けてきます。暴れる私を思いきり殴り付けてきたのです。もしかしたらあれでも加減していたかもしれませんが、親にも教師にも殴られた経験のない私には、充分に強烈な暴力であり、一気に抵抗心を挫かれる結果となりました。殴られた頬骨の痛みよりも、頭部全体を襲った衝撃の方が、私の印象に強く残っています。衝撃と言うよりも「重み」のように感じました。一瞬だけ頭が何十倍も重くなり、さらにその重みで引っ張られたような、そんな感覚です。
 最初は殴られたことに気付きませんでした。くらくらする意識の中、次第に頬が熱い痛みを訴えてきて、それでようやく気付きました。
 男がもう一度 腕を振り上げた時、私は小さな悲鳴を上げながら顔を手で覆いました。
 そして為す術もなく犯されました。

inserted by FC2 system